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設計・施工管理から行政まで建築のエキスパートを目指せる

正岡 汰智さん

2022年入庁

土木部道路都市局建築住宅課

Interviewインタビュー

Q1.

愛媛県への就職のきっかけや理由を教えてください。

大学では建築学科に所属していましたが、建築という広い分野(意匠、構造、設備、施工など)の中でどの道に進みたいのか決めかねていました。
もともと行政に漠然とした興味があったことと、概ね3年ごとに異動があるため、分野にとらわれず幅広く経験することができ、その中で自分の適性を見出せると考え、県職員を志望しました。
また、大学時代に一度県外へ出たことで愛媛県の魅力を再認識し、地元に帰って働きたいという思いが強くなったこともきっかけの一つです。

Q2.

現在、どのようなお仕事をしていますか?

県内各市町が管理する公営住宅について、主に整備事業の指導監督を担当しています。
公営住宅の建設工事や改修工事では多くの場合、国の補助金が充当されているため、その補助金が適切に執行されているかを確認したり、国に対して要望・報告する際に金額をとりまとめたりしています。
市町の担当者からの質疑や問い合わせに対しできる限り迅速に対応できるよう、業務で取り扱った法令を丁寧に読み込むことを心掛けています。
また、愛媛県が管理する県営住宅の定期点検について、業務委託の一部も担当しています。

Q3.

職場の雰囲気を教えてください。うちの職場ならではだなと感じる特徴はありますか?

先輩や上司に対して、非常に相談しやすい環境だと感じています。
新卒で入庁し、右も左も分からない状態だったため、職場内の雰囲気の良さに救われました。今でも難題に直面した際は助けていただくことが多く、頼りになる存在です。
また、建築職は他の職種と比べて少数精鋭で配属先も限られているため、1年経てばほとんどの方とお会いできます。比較的、少ない人数で長く仕事をしていくため、信頼関係を築きやすいのが特徴かもしれません。

Q4.

学生時代にやっておいたほうがよい、やっておけばよかったと思うことを教えてください。

インターンシップには積極的に参加しておくべきでした。入庁直前まで自分がどこに配属され、どの業務を担当するのか分からないブラックボックスの状態だったため、インターンシップなどの機会を利用して漠然としたイメージだけでも掴んでおくのがよいと感じています。
私が本格的に就職活動を始めた時期はコロナ禍真っ只中だったこともあり、オンラインの説明会が増えていました。コロナの副産物というわけではないですが、オンラインは移動の手間もなく気軽に参加できるため、上記のイメージ把握のためにも有効活用していただきたいです。

Q5.

あなたにとって愛媛県の魅力とは?

各分野の専門知識では民間企業(プロフェッショナル)に引けを取るかもしれませんが、一方で、取り扱う業務範囲が広いため、建築のエキスパートのような存在になれるのが強みだと思っています。
私のように大学で建築を専攻したものの、どの分野を職にしたいか悩んでいる方、全部興味はあるけどどこに適性があるか分からないという方にはうってつけかもしれません。設計や施工監理のような営繕業務のみならず、行政的な事務の仕事もあり、幅広く経験を積むことができます。
愛媛県での暮らしや住まいをよりよくするため、皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています!

Career path入庁後のキャリアパス

入庁初年度〜2年目

土木部道路都市局建築住宅課

Schedule正岡 汰智さんの1日のスケジュール

08:30~09:00
登庁、メールチェック
朝一番に、グループウェアでの伝達事項やメールチェックを行うようにしています。
09:00~12:00
質疑・照会対応など
市町担当者からの質疑に回答するための資料作成のほか、国や他県、庁内各課からの照会に対する回答を行います。
12:00~13:00
昼休み
13:00~15:00
設計・積算
県営住宅の定期点検や改修工事の一部を担当しているため、設計書作成や県営住宅の日常管理をしている出先機関への提供資料を準備します。
15:00~17:15
打ち合わせ資料作成
市町担当者からはメールや電話での質疑のみならず、実際に来庁しての協議を希望されることもあるため、事前に相談内容を簡単に伺い、参考資料や関係法令の整理をするようにしています。
17:15
退庁
期日が迫っている業務がない限り、翌日に備えて定時に退庁するように心がけています。
オフタイムの愛媛県職員
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