Q1.
愛媛県への就職のきっかけや理由を教えてください。
大学農学部時代には遺伝子制御工学を専攻して室内で研究ばかりを行う毎日でしたが、「実際の農業現場を知りたい、見てみたい」と思い、県の農業職を目指しました。
生まれ育った愛媛県に貢献する仕事がしたいと思ったことも理由の1つです。大学院進学や食品会社の開発職を考えた時期もありましたが、就職説明会で農業職の先輩からの話を聞く機会があり、愛媛県の農業を支えるこの仕事に大きな憧れを抱きました。
農業技術に関する知識がほぼなかった中で農業職を目指すのは苦労もありましたが、「先輩方と一緒に、愛媛県で働きたい」という強い意志が支えとなり、頑張ることができました。
Q2.
現在、どのようなお仕事をしていますか?
県下全域の作物・果樹に関する技術支援やGAP(農業生産工程管理)の推進等に取り組んでおり、技術支援では、県育成水稲品種「ひめの凜」等の生産振興や品質向上に向けた栽培技術の実証試験に取り組んでいます。
また、新たな県育成かんきつ品種「紅プリンセス(愛媛果試第48号)」の本格販売を前に、各普及拠点や試験研究機関と連携した調査活動等にも尽力しています。
作物・果樹担当普及指導員等を集めた調査研究会も年に数回開催して、技術向上を図るとともに、GAPを推進し良い農業の実践に寄与したり、そのほか近年増えている若手職員の活動支援や普及指導員資格試験の受験対策にも取り組んでいます。
Q3.
上司や先輩、同期とはどんな関係性で、どんなお付き合いがありますか?
以前も現在の職場も人間関係にはとても恵まれており、上司や先輩、同期とは親しい関係性を築けています。
上司や先輩は、業務でわからないことや困ったことがあった時もしっかりサポートして下さり、若手からの意見も尊重してくれて、とても頼りになる存在です。
入庁1年目は、先輩職員がインストラクターとして仕事の進め方や日々の悩み相談にのってくれたので、安心して業務に取り組むことができました。
同期は学部卒や民間経験等、個性豊かなメンバーですが、仕事だけでなくプライベートの悩みを相談するなど支え合いながら切磋琢磨できる存在です。
近年は若手職員が増えてきているので、先輩・同期・後輩の垣根を超えた交流を深めています。
Q4.
愛媛県で活躍している職員には、どんな共通点があると思いますか?また、愛媛県職員としての今後の目標や目指していることを教えてください。
専門的技術に精通したスペシャリストであり、なおかつ生産者や関係機関、同じ県職員等、様々な人から信頼されている存在である点です。
技術職として、作物や野菜・果樹等に関する知識・技術に長けており、自らの能力を活かして地域の諸課題の解決に貢献できる方が農業現場にとっても欠かせない存在だと感じます。
私の今後の目標は、愛媛県の農業職として、「○○のことを知りたいなら、久賀さんに聞くと良いよ」と言ってもらえるよう、高度な技術を身につけ周りから信頼される職員になることです。
Q5.
愛媛県職員を志望している方へのメッセージをお願いします。
農業職では、普及や研究、行政、教育等、愛媛県の農業を支えるための多種多様な業務に携わることができます。
農業に関する研修制度も充実しているので、入庁後にしっかり学べる体制が整っており、私のように農業の知識にあまり自信がない方でも安心して楽しく働ける職場です。
休日は年次休暇を活用して長期旅行に行くこともでき「仕事は全力で、かつ遊びも全力で」が実現できる環境だと思います。
愛媛県職員は、愛媛が誇る第一次産業の「農業」を末永く守っていくための、とてもやりがいのある仕事です。皆さんと一緒に働ける日を心待ちにしております!
入庁初年度〜2年目
南予地方八幡浜支局地域農業育成室
入庁後3年目
農林水産部農業振興局農産園芸課
08:30~09:00
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09:00~12:00
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12:00~13:00
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13:00~16:00
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愛媛県人事委員会事務局
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