ON

建設の現場経験を生かし
愛媛のインフラ整備に尽力

阿部 直人さん

2019年入庁

土木部道路都市局 道路維持課

Interviewインタビュー

Q1.

愛媛県への就職のきっかけや理由を教えてください。

県外へ本社を置く民間の建設会社に就職し、全国各地で働いていましたが、地元である愛媛県のために働きたいという気持ちが芽生えました。
工事の受注者としての事業に携わるうちに、発注者としての業務にも興味が湧き、そのような時に、愛媛県が総合土木職の民間企業等経験者を募集していることを知り、受験をしました。
前職でも多くの方々にお世話になっており、転職するかどうか悩みましたが、自分の人生をどう歩んで行きたいかを考えた末、転職を決断しました。

Q2.

現在の仕事内容、またやりがいを感じる瞬間を教えてください。

橋やトンネルだけではなく、舗装や街路樹などの維持管理を行うため、現在は、愛媛県の道路維持業務の主管課において、道路維持管理業務のとりまとめや方針決定、各出先機関への予算配分、国への予算要望などの業務を担当しています。
土木工事は、民間企業など業務を請け負う立場、愛媛県など業務を発注する立場に分かれますが、どちらも欠くことはできない大切な仕事です。
その中でも、県職員の場合は、プロジェクトの計画段階から工事に携わることができるというメリットがあり、計画、設計、用地買収とプロセスを経て工事が完成し、県民の方や利用者の方々の生活の一部となっているのを見ると、喜びや充実感もひとしおです。

Q3.

入庁する前後で感じたギャップはありますか?

入庁する前は、漠然と定型的な業務が多いのかなと想像していましたが、県民の方からの要望に対応したり、多数の工事や業務の発注や監督を行ったりと、想像よりも多くの業務があると感じました。
民間企業からの転職ということで、わからないことが多くて大丈夫だろうかと不安もありましたが、新卒の方と分け隔てなく指導していただき、すぐに馴染むことができました。
また、愛媛県として取り組むイベントの手伝いや緊急対応等もあり、幅広い業務に携わることが多く、イメージとのギャップがありました。

Q4.

転職前に培った知識やスキルなどを仕事に活かせたエピソードを教えてください。

転職前の民間企業では、工事の請負業者として現場で土木構造物を造ることが主な仕事でした。
愛媛県に入って、工事を発注する側に立場が変わり、直接現場で業務を行うことは少なくなりましたが、工事発注から工事監督を行う上で、施工管理や安全管理、現場の考え方などは各所で助けになってくれていると感じています。
また、昨今土木業界では造ることからメンテナンス(維持修繕)することへシフトしてきていますが、構造物を造る知識や技術があってこそ、適切なメンテナンスができると感じており、現場でものづくりに携わった経験は非常に役立っています。

Q5.

愛媛県職員を志望している方へのメッセージをお願いします。

愛媛県の土木職では、民間企業等経験者試験での採用であっても、新卒と同じように研修や日々の業務を通じて、県職員として必要な知識や技術を身に付けることができます。
業務も道路、河川、砂防、港湾や企画系、計画系など多岐に渡るため、民間企業等で培った経験を活かせる場面が多くあると思います。
また、愛媛の土地柄や人柄、職場環境も良く、きっとプライベートも仕事も充実させることができると思います。
日々ご多忙な中で試験の受験を検討されていることと思いますが、まずはエントリーしていただき、ぜひ愛媛県で一緒に働きましょう!

Career path入庁後のキャリアパス

入庁初年度〜2年目

南予地方局八幡浜支局八幡浜土木事務所道路課

入庁後3年〜4年目

東予地方局建設部道路課

入庁後5年目

土木部道路都市局道路維持課

Schedule阿部 直人さんの1日のスケジュール

08:30〜09:00
登庁・朝礼・メールチェック
09:00~10:00
調査の依頼・取りまとめ
市町に対しての依頼や、回答を取りまとめて国などへ提出しています。
10:00~12:00
市町担当者との協議
予算に関することや調査の内容に関して、メールや電話で協議することが多いです。
12:00~13:00
昼食・昼休み
職場で弁当を食べることが多いです。食後はコーヒーを飲みながらまったりします。
13:00~15:00
予算要望・編成資料作り
予算要望に備え、資料を準備します。
15:00~17:15
会議資料の作成
橋やトンネルのメンテナンスに関する会議に向けた資料作りをします。
17:15
退庁
オフタイムの愛媛県職員

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