Q1.
愛媛県への就職のきっかけや理由を教えてください。
大学卒業後、社会福祉士の国家資格を取得し、県外の児童福祉施設で3年間勤務していましたが、地元の福祉に貢献したいとの希望を抱きUターンしました。
その後、県内の社会福祉協議会で8年間勤務しましたが、相次ぐ悲惨な児童虐待のニュースから、児童福祉への思いを再び抱き、児童福祉司を目指して愛媛県を受験しました。
現在は児童福祉司として児童相談所に勤務し、18歳未満の児童に関する各種問題に対応しています。
児童本人や保護者への相談援助業務がメインですが、時には虐待を受け、傷ついた児童を一時保護したり、施設入所を検討したり、保護者へ再発防止の指導をすることもあります。
Q2.
仕事のおもしろさ、またむずかしさを感じたエピソードを教えてください。
自身が行った相談援助の結果、児童の成長が見られたときや保護者が抱える問題が改善されたときに、大きなやりがいとおもしろさを感じます。
しかし、民間企業勤務時に比べ、公務員は発言や行動に大きな責任が伴うとも感じています。特に「児童福祉司が行う支援・措置=愛媛県が執る行政処分」となる場合も多く、処遇を受けた対象者の人生に大きな影響を与えることもあります。
そのため、処理に間違いがあってはならず、疑問点がある際は、上司や先輩に確認しながら慎重に処理を進めており、常に緊張感を持って業務に当たっています。
Q3.
愛媛県で活躍している職員にはどんな共通点があると思いますか?また今後の目標を教えてください。
愛媛県の職員は、「愛媛を愛し、愛媛のために!」という熱いハートを持った人ばかりであると感じています。
「地元に貢献したい!」というこの一言に尽きます。県内出身者は地元愛をより深いものとして、県外出身者は愛媛県の魅力に憑りつかれて、それぞれが絶妙にブレンドし合い、『愛媛県』という色を出している、そんな自治体だと思います。
個人的な目標ではありますが、今後はこれまでの経験を活かし社会福祉士として「愛媛県民の福祉」を支えることができる職員になりたいと思っています。
そのために、30代の今は、その地盤固めの時期であると自分に言い聞かせ、日々、自分のできることから地道に積み上げていきたいと思っています。
Q4.
学生時代や転職前に培った知識やスキルなどを仕事に活かせたエピソードはありますか?
学生時代には、とにかく色々な経験を積むため、自らの意思で色々な場所に出向きました。
ボランティアサークルの活動に熱心に取り組み、特に様々な種別の福祉施設を訪問しました。現場を体験していたことは、現在の業務に活かせていると感じます。
また、転職前の職場(社会福祉協議会)では、とにかく関係者とのネットワークづくりに注力しました。
県内各地を周り、その土地土地の方々と会話し、関係を築くよう努力しました。その結果、県内全20市町に知り合いができ、各地で仕事をする際に協力や情報を得ることもできて、非常に助かっています。共通して言えることは「自分発信で!自分の足で!」ということです。
Q5.
愛媛県職員を志望している方へのメッセージをお願いします。
県外出身の方は、ぜひ本県へお越しください!きっと地域の魅力と住みやすさに気付くはずです。私は他県居住を経験し、その思いが強くなりました。県内出身の方は、言うまでもありません。育ててもらった愛媛県に恩返しをする時期が来ました。あなたの知識と経験を活かして、愛媛県で大いに活躍してください。皆さまの受験・入庁を心待ちにしております!
入庁初年度〜3年目
福祉総合支援センター 子ども・女性支援課
08:30~09:30
|
|
---|---|
09:30~10:30
|
|
10:30~12:00
|
|
12:00~13:00
|
|
13:00~16:00
|
|
16:00~17:15
|
|
17:15
|
|
愛媛県人事委員会事務局
〒790-0012 愛媛県松山市湊町四丁目4番地1
TEL:089-912-2820
FAX:089-912-2819
Copyright(C)EHIME Prefecture. All rights reserved.