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児童・保護者の視点を忘れない
情熱を持った職員を目指して

濵田 耕一郎さん

2022年入庁

福祉総合支援センター

Interviewインタビュー

Q1.

愛媛県への就職のきっかけや理由を教えてください。

私は以前から『こどもの心理的サポートがしたい』という思いがありましたので、主な配属先が児童相談所である県職員を志望しました。また県職員は心理職としては非常に珍しく、異動に伴って多様な業務を経験できます。私は専門職とはいえ、多くの現場で一定の能力を発揮できる人間でありたいと考えているため、この点も決め手の1つでした。
私は就職をきっかけに愛媛県に来ましたが、温かい人が多いと実感できて、すぐに好きになりました。それに、特に松山市はコンパクトに必要なものがまとまっていてとても便利で住み良いですね。

Q2.

現在、どのようなお仕事をしていますか?

福祉総合支援センターで困難を抱える児童への支援業務を担当しています。相談内容は、不登校や非行、発達障害や知的障害、暴力等の性格行動など多様であり、よりよい支援につなげられるよう個々のケースによってアプローチも異なります。具体的には、カウンセリング、プレイセラピー、プログラムなどです。遠隔地の場合、zoomを活用したオンライン面接を行うこともあります。
各ケースに真剣に向き合いながら、新たな面接手法を学んだり、適切なアプローチを考えたりすることなど大変な面もありますが、その分やりがいも感じています。

Q3.

愛媛県で活躍している職員にはどんな共通点があると思いますか?

心理職の現場には、認知行動療法やトラウマケア、プレイセラピーなど種々の研修に参加して積極的に知識や技術を学んでいる方々が多いと感じています。また、学んだことは積極的に共有・検討し、互いの専門性を高めようという意識もあります。
それから、私の周囲には、例え困難なケースでも児童や保護者の視点を忘れず、情熱をもって取り組んでいる職員がおり、大変尊敬しています。その職員のようになれるよう、邁進していきたいです。

Q4.

職場の雰囲気を教えてください。

優しい方ばかりです。互いをよく見ていて、忙しい人がいたら代われる業務を代わったりすることもよくあります。時短勤務や時差出勤を利用している人が多くいますが(私もそうです)、それも当たり前のこととしてみんな認識しています。また心理職の先輩も頼れる方ばかりで、ケースの相談や検査結果の解釈はもちろん、業務の進め方や管理の仕方など、多くの面で助けていただいています。

Q5.

愛媛県職員を志望している方へのメッセージをお願いします。

これまででも何度か触れましたが、多様な業務に携われることが県職員の大きな魅力です。また、心理職である前に県職員でありますので、目の前の相談者だけではなく、愛媛県全体の心の健康やサポートの充実について考えるようなマクロな視点があることも、特定の機関で働くこととの大きな違いだと思います。そういったことに魅力を感じられる方はぜひ受験してほしいです。頑張ってください!

Career path入庁後のキャリアパス

入庁初年度~3年目

福祉総合支援センター

Schedule濵田 耕一郎さんの1日のスケジュール

07:00~09:30
登庁・記録作成等
時差出勤で7時に出勤しています。人がいなくて落ち着く朝にその日やることのチェックや、記録の作成のような事務仕事をしています。
09:30~09:40
朝礼
センター全体の朝礼です。昨日の現場対応の状況や、センターとしての行事予定などを確認します。月に1度、朝礼の後に定例清掃もあります。
09:40~12:00
面接計画作成・研修等
午前中に面接が入ることは少ないため、持っているケースの面接の流れを考えたり、必要な資料を作ったりします。心理司の所内研修も午前中のことが多いですね。
12:00~13:00
お昼休み
業務中にもオンオフはあります。お昼休みはもちろんオフモードです。ただし、電話対応が入ることはあります。
13:00~15:00
面接
午後に面接が入ることが多いです。家庭訪問したり、市役所で面接したり外に出る機会も多いです。私は出張も好きなので、デスクワークばかりでないのは有難いところです。
15:00~15:45
面接後の振り返り
面接について振り返りをします。多くの場合、福祉司と一緒にケースにあたるため、協議をすることも少なくありません。忘れないように面接内容をメモに残したり、記録に残したりしています。
15:45
退庁
定時で帰れることが多いです。遅い時間に面接があるときは、9時出勤などの遅出出勤にするなどの対応も可能です。
オフタイムの愛媛県職員

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