ON

生まれ育った地元のため
心理職として寄り添う支援を

耒島 千穂さん

2023年入庁

福祉総合支援センター 判定課

Interviewインタビュー

Q1.

愛媛県への就職のきっかけや理由を教えてください。

県内外で心理職として働く中で、地元の愛媛県の方々のために支援をしていきたいと思ったのがきっかけです。
いろいろな職場で働いてきましたが、心理を一生の仕事として生まれ育ててもらった地元の方のために役にたちたい、支援をしていきたいと思いました。
今後、県民の方々にそれぞれ適切なサービスを提供し、また、一人ひとりに寄り添った支援が行えるように、県職員として愛媛県のために働きたいと思います。

Q2.

現在、どのようなお仕事をしていますか?

知的障がい児(者)のための療育手帳を発行するために必要な面接をすることが主な仕事です。面接の中で発達検査や知能検査を実施したり、日ごろの生活の様子などをうかがったりした上で総合的に判定します。
療育手帳は数年に1回更新があり毎月の業務量はそれぞれ違います。取得された方々が、適切なサービスや支援を受けられるようになったら良いなと思います。
また、月に数回巡回相談を実施し、限られた時間ですが遠方の方々の療育手帳の面接も実施しています。

Q3.

仕事のおもしろさ、むずかしさを感じたエピソードを教えてください。

療育手帳は、数年に1度更新することになっていますが、日々、お会いする方は違うので同じ面接は一つもないという点が、おもしろさであり、むずかしさでもあると感じています。
前回よりも成長されていることや家庭で工夫されていることを見聞きできることはとてもやりがいに感じますし、適切なサービスを利用してもらうことで、県民の方々の生活をよりよくできるよう、真摯に向き合っていきたいと思います。
また、面接で判定に困る際には、必ず持ち帰って部署内で相談しながら判定を出しています。自分一人で抱えるのではなく、部署内で相談できる環境があることはありがたく思っています。

Q4.

職場の雰囲気を教えてください。

上司やインストラクターをはじめ職場の人に丁寧にアドバイスをしていただくことも多く、業務で分からないことや悩んでいることがあれば、気兼ねなく相談できるよい職場です。
また、採用年数ごとに心理職の研修があり、教育体制の手厚さも実感しています。研修では、スキルアップできるという点はもちろん、縦や横のつながりもでき、県の心理職全体で悩みを共有しやすくなるメリットもあると思います。
また、今までの職場は心理職が数人しかいなかったこともあり、1人で悩まず相談できる今の環境にはとても魅力を感じています。

Q5.

愛媛県職員を志望している方へのメッセージをお願いします。

私は民間企業等経験者試験で採用されました。入庁前も心理職のいろいろな領域で働いていましたが、採用後は、職場の雰囲気に慣れながら即戦力としての活躍も求められるので、自分自身の強みや努力していきたいことを明確にして説明できるようにしておくことは必要だと思います。
また、入庁後は配属先も複数あり、幅広い知識や経験を得ることができると思います。受験対策や面接対策は大変だと思いますが、皆さんとと愛媛県の心理職として一緒に仕事ができることを楽しみにしています。

Career path入庁後のキャリアパス

入庁初年度

福祉総合支援センター判定課

Schedule耒島 千穂さんの1日のスケジュール

08:30
登庁
09:30
朝礼
10:00~12:00
療育手帳を発行するための面接
面接の予約によって午前・午後など時間は変動します。
12:00〜13:00
昼休み
13:00~16:00
検査結果の整理・記録の作成等
16:00
翌日の面接準備
17:15
退庁
オフタイムの愛媛県職員
ぺージTOPへ