Project
自転車を文化に。県民もビジターも、誰もが楽しめるサイクリングパラダイスへ。

観光スポーツ文化部 観光交流局 自転車新文化推進課
企画推進グループ
主事佐伯 将貴
観光スポーツ文化部 観光交流局 自転車新文化推進課
サイクルツーリズム推進グループ
主事木村 晃教
自転車新文化推進課に所属する佐伯さんと木村さんは、ともに愛媛県出身。地元愛が高じて愛媛県職員となった2人は、現在自転車を通じて健康、生きがい、友情を育む「自転車新文化」の普及・拡大に取り組んでいます。2023年度より、愛媛県自転車新文化推進計画は次のフェーズに移行。「県民みんながつくり・育てるサイクリングパラダイス」「交流人口の拡大による地域活性化」「シェア・ザ・ロードの精神に基づく自転車の安全利用」などの目標を掲げ、目の前のミッションに挑む2人のクロストークをお届けします。

Interview
担当者インタビュー

現在取り組んでいる業務について教えてください。

佐伯さん
県民の方々に対するサイクリングのアプローチをベースとして、ここ2年は主に四国一周サイクリング(※1)事業に携わっています。
海沿いのサイクリングルートを中心に、四国4県の道の駅を巡り、スタンプラリーをしながら一周1,000kmを走る企画です。
事業の一環として、同じく島一周がブームとなっている台湾視察も経験しました。やはり台湾は島全体でサイクリングを盛り上げようというパワーが強く、学ぶべきところが多かったです。
自転車が文化として根付いている印象を受けました。
木村さん
私はオーストラリアのサイクリストを誘致する業務を担当しています。
もっとインバウンドの誘客を図るには生の声を聞く必要があるということで、オーストラリアのコアサイクリストを招待して、モニターツアーを実施しました。
ツアーの内容は、サイクリングを楽しみながら愛媛県の魅力にも触れていただくというもの。私もその方々に同行して、生の声を聞き、サイクリングや愛媛の名所・文化に触れる姿を実際に目にしたことで自分たちのやってきたことが形になっているんだなと、嬉しかったですしやりがいを感じる瞬間でした。
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お二人は自転車新文化推進課に所属する前からサイクリングなどされていましたか?

佐伯さん
私はそれまで全くサイクリングとは無縁だったのですが、四国一周サイクリングの仕事で台湾出張をしたとき、そのPRで台湾一周サイクリングをすることになったんです。
全長900キロくらいあるので絶対に途中でリタイアするだろうと思っていたんですが、実際に走ってみるとサイクリストの方の気持ちが身にしみてわかったというか、共感できた気がして…。結局、8日間かけて無事走破することができました。
帰国してから、自転車に乗る機会は増えました。8日で900キロ走れたので、1日50キロぐらいだったら軽く行けそうな気がしますね(笑)。
木村さん
私は大学時代、サイクリング部に所属していました。
ガチのサイクリストというわけではないんですが、みんなで1週間ほどかけて九州を自転車でまわるなど、楽しんでサイクリングをする活動を4年間やっていました。

自転車新文化推進課の仕事で面白みや喜びを感じること、また印象に残っている出来事はありますか。

佐伯さん
四国一周サイクリングをはじめ、私たちが運営するサイクリングイベントには、基本的にサイクリングが好きな方、興味のある方が参加してくださるので、そういった方が喜んでくださる姿を見ると、やはり嬉しいですね。
木村さん
入庁2年目に携わった「愛媛サイクリングの日」ですね。それまでは松山市の城山公園で開催していたのですが、その年は県内全体で盛り上げようという気運があり、南予で開催することになったんです。
過去に例のないことだったので場所探しや自治体との協議など大変なことも多かったですが、子どもからご高齢の方まで幅広い層の方がサイクリングを楽しんでくださっているのを見て、大変だった準備の苦労が報われました。県内の多くの人にサイクリングが浸透していることを改めて感じました。

愛媛県庁にいるからこそできることはあると思いますか?

佐伯さん
私は入庁1年目は南予地方局、4年目から人事課、そして現在は自転車新文化推進課にいて、それぞれ全く異なる業務にあたっています。課が変われば、転職するぐらい業務に違いがある。それは県庁にいるからこそ経験できることだと思います。
木村さん
幅広い業務に携われることと、幅広い人と関係を深めることができるというのは県庁で働くことの魅力だと思っています。
私は行政職ですが、ほかにも農業や土木の技師さんなど幅広い職種の方がいて、全く想像もしないような仕事をされています。
自分とは異なる分野で活躍する同期の話を聞くのは楽しいですし、もしかしたら自分もそういう仕事に携わることがあるかもしれないなと想像を膨らませています。
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佐伯さん
やはり与えられた仕事の責任は重いですが、それに比例してできる幅は広がっていくと思います。
自分の考えや取り組みが県政に反映されていくというのは、とてもスケールの大きいことですよね。自分たちの仕事の向こうに、愛媛県民約130万人の暮らしがあるということですから。
木村さん
そうですよね。今後もいろんな経験を積み重ねて、より県民の方々に「愛媛県っていいな」と思ってもらえる働きができるように、これから成長していきたいなと思っています。

では最後に、自転車新文化推進課の職員として、今後のミッションやビジョンをそれぞれ教えてください!

佐伯さん
今は愛媛県に限らず多くの自治体で自転車を通じた観光施策を行っていると思いますが、自転車って大前提として交通手段であり、また健康という要素もあるので、観光一辺倒の施策ではいけないと思うんです。
実際に愛媛県では観光面に偏ることなく、安全利用や健康促進など総合的な自転車文化の普及に取り組んでいます。
愛媛県は自転車用ヘルメットの着用率が全国一位ですが、これも長らく取り組んできたからこその成果だと思います。
もちろん観光客の方に来ていただいて地域活性化を図ることも重要ですが、まずは県民の人に自転車に親しんでいただくことが一番。私たちが運営しているサイクリングイベントも、一部のコアサイクリストの人だけのものではなく、誰でも楽しめるものですから、初心者の方も気軽に親しんでいただきたいですね。
木村さん
私は、サイクリング人気の高いアメリカ、オーストラリアを中心にPRをして集客を図っているんですが、やっぱり愛媛県でサイクリングコースというと、みなさん「しまなみ海道」なんですよね。でも愛媛県にはほかにも個性豊かなサイクリングコースがたくさんあるので、今後はもっとPRしていきたいですね。愛媛県は「サイクリングパラダイス」というのを唱えているので、その本領発揮です!

ありがとうございました。自転車先進県、愛媛の今後の取り組みに期待しています!

担当者プロフィール

主事佐伯 将貴
(観光スポーツ文化部 観光交流局 自転車新文化推進課
企画推進グループ)
愛媛県東温市出身。2016年入庁。2016年度~南予地方局 総務企画部 総務県民課。2019年度~総務部 総務管理局 人事課職員厚生室。2022年度~観光スポーツ文化部 観光交流局 自転車新文化推進課。おすすめのサイクリングコースは四国一周1,000kmルート。「四国の自然や道の駅を満喫しながらゆったりと楽しんでください!」
主事木村 晃教
(観光スポーツ文化部 観光交流局 自転車新文化推進課
サイクルツーリズム推進グループ)
愛媛県八幡浜市出身。2021年入庁。2021年度~観光スポーツ文化部 スポーツ局 地域スポーツ課オリパラ推進室。2022年度~観光スポーツ文化部 観光交流局 自転車新文化推進課。八幡浜から佐田岬までを景色やグルメ、温泉を楽しみながら走破する「サイクリング佐田岬」のコースがお気に入り。
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