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机上で終わらせない行政
31の島で学んだ地域のリアル

谷本 莉子さん

2020年入庁

企画振興部政策企画局地域政策課

Interviewインタビュー

Q1.

愛媛県への就職のきっかけや理由を教えてください。

県庁の説明会に参加したことがきっかけで、県の仕事に関心を持ちました。保健福祉や経済、地域振興など、さまざまな部署の職員の方が業務を説明してくださり、行政事務の仕事が想像以上に幅広いことに驚きました。単一の分野に限らず、多様な切り口から社会や地域に関われる点に魅力を感じたんです。また、父が南予、母が東予の出身で、幼い頃から地域ごとの雰囲気や良さを感じながら松山で過ごしてきたので、愛媛県全体に関わる仕事がしたいという思いもあり、県職員として地域に貢献したいと考えるようになりました。

Q2.

現在、どのようなお仕事をしていますか?

半島振興計画と過疎地域持続的発展方針・計画の策定に向けて取り組んでいます。具体的には、佐田岬半島地域と県内の過疎地域について、市町の担当者の方や県庁内関係課と協議し、現行の計画から新しい計画へと更新する作業を行っています。単なる机上の計画ではなく、県内の関係市町が特色を活かした取組を展開できるよう地域の実情や県民の声を反映させることを重視しています。また、集落対策や地域おこし協力隊の支援業務等にも携わっており、当課では、地域の活性化に向けて多角的なアプローチを行っています。

Q3.

これまでの仕事で、一番印象に残っていることは?

離島振興に関する業務です。県内には31の指定有人離島がありますが、そのうち現在までに13の島を訪問しました。入庁前は知らなかった島もあり、実際に足を運ぶことで初めて見える現実がありました。島の規模や特性によって、抱える課題や将来への考え方は大きく異なります。観光振興に前向きな島もあれば、ゴミやトイレの問題など、生活環境への影響を懸念する声が強い島もあります。関係人口、交流人口を増やすことが、本当に島の人にとってプラスになるのかは、簡単に判断できない複雑な問題なのだと、現地の方々のリアルな声から学びました。離島特有の課題に市町と連携して対応した経験を通じて、行政の仕事は“県民の暮らしと直結している”ことを実感しました。地域政策課に所属している間に、31の離島すべてを訪れるのが密かな目標でもあります。

Q4.

県庁で働く魅力とは?

直接市民の声を聞きながら仕事をされている市町職員の方と、制度を作っている各省庁職員の方、その両方と関わりながら仕事ができる点だと思います。市町から現場の課題や懸念を聞き、それを国へ伝え、制度面での調整や協議を行う。県はその中間に立ち、県としてできることを考えつつ、地域と国をつなぐ役割を担っています。すべてを把握することは簡単ではありませんが、実際に地域に足を運び、県民の方々の声を聞くことで、仕事の意義を強く感じることができます。自分たちの仕事は、単に計画を立てるだけではなく、実際の人々の生活に寄り添う仕事なんだと感じます。

Q5.

入庁後の成長を感じる点は何ですか?

市町や国、関係機関との調整や協議など、外部組織との関わりが増え、さまざまな立場の方とやり取りをする中で、コミュニケーション力や調整力が身についたと感じています。上司や先輩からのアドバイス、他部署との連携、現地での経験を重ねながら、行政職員としての視野が少しずつ広がってきました。

Career path入庁後のキャリアパス

入庁初年度~3年目

東予地方局地域産業振興部課税課

4年目~6年目

企画振興部政策企画局地域政策課

Schedule谷本 莉子さんの1日のスケジュール

8:30〜9:00
グループウェアとメールのチェック、スケジュールの確認
9:00〜10:00
市町からの照会対応
メールや電話での市町からの問い合わせに対応します。
10:00〜12:00
国調査の回答取りまとめ作業
総務省や国交省からの調査への回答を作成します。
12:00~13:00
昼休み
自席でお弁当を食べることが多いです。時々同期と外に食べに行ったりします。
13:00〜14:30
総務省主催WEB研修の受講
地域づくりに関する有識者による講義や意見交換会等をオンラインにて受講します。
14:30〜17:15
過疎計画策定にかかる照会内容取りまとめ
庁内関係課の意見等を取りまとめ、計画に反映する作業を行います。
17:15
退庁
オフタイムの愛媛県職員

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